金持ち父さんシリーズに再トライ
資産形成に関する書籍はたくさんありますが、その中でもロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さんシリーズ」は特に有名ですよね。雑誌の特集などでも、頻繁に出てきます。
私もかなり以前、改訂版の前の「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだことがありましたが、当時は一度挫折したという記憶がありました。(表紙が金持ち父さんと貧乏父さんのイラストのものです)
少し前に改訂版を読み直してみると、とてもおもしろくて、参考になる考え方が多くあったため、現在シリーズを改めて読み直していっています。
今回は「金持ち父さんの投資ガイド[入門編]改訂版」(ロバート・キヨサキ著)を読んだ感想について、書いていきたいと思います。
投資をする理由は何?
投資を行う目的は何でしょうか?
将来の生活費のため、子どもの学費のため、老後資金のため、早期リタイヤのため。
投資を行う理由は人の価値観、将来設計によって様々だと思います。
そもそも、投資をする、投資をしないということも人それぞれの考え方によって違いますが。
そのようにそれぞれ目的が違う投資ですが、なぜその目的のために投資をするのでしょう?
銀行預金で持っているよりも、効率良く資産が増えていくから。
そうであるからこそ、リスクを受け入れて投資をしていると思います。
投資をすることというのは、端的に言うとどのようなことなのでしょうか?
書籍の中では、投資をする理由を次のように書かれています。
投資をする理由はただ一つ、勤労所得を不労所得やポートフォリオ所得に変える資産を獲得することだ。
金持ち父さんの投資ガイド[入門編]改訂版より
勤労所得は使ってしまうとなくなってしまいますし、貯金したとしても将来使った時に当然なくなってしまいます。
一方、勤労所得をそのまま使うのではなく、不労所得等に変えることで、将来的に配当収入や家賃収入を生み出してくれます。
配当収入や家賃収入等から投資を行うこともありますが、給与所得者にとって、「勤労所得を不労所得やポートフォリオ所得に変える」ということは、投資をする理由として肌感覚に合いますね。
投資をしたものは全て資産?
投資をしたものは当然資産である、と考えてしまいますし、考えたいところですが、どうやら違うようです。
投資をして得たものは全て資産と言えるのかどうかということについて、書籍では「キャッシュフローの流れが資産か負債かを決める」とされています。
「資産はきみのポケットにお金をいれてくれるもの」
「負債はきみのポケットからお金を取っていくもの」
金持ち父さんの投資ガイド[入門編]改訂版より
キャッシュフローの流れを理解するためには、財務諸表、特に損益計算書と貸借対照表を理解する必要があり、
自分自身の財務諸表を作成し、コントロールしていくことが重要とされています。
財務諸表・・・、損益計算書・・・賃借対照表・・・これは簿記の知識ですよね。
知っていることで理解が深まると思いつつも、なかなか手が出なかった簿記ですが、どうやら勉強する必要がありそうです。
さいごに
気になってきた簿記の知識。
「金持ち父さんの投資ガイド[入門編]改訂版」を読んで、勉強して損はないような気がしています。
簿記の勉強に自分の使える時間があるかどうかを気にしつつも、「学び直し」がテーマの一つとしているこのブログ。
とりあえず一歩を踏み出して、勉強を開始する必要がありそうです。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も心豊かに暮らせますように。
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